インドで最も古い刺繍方法のひとつである「Kantha（カンタ）」。

その起源はとても古く、サンスクリット語で「ぼろ布」を意味するkonthaに由来する説が有力です。

針と糸のみで一針一針刺繍していく原始的なこの手仕事は、着古して柔らかくなった古い綿のサリーなどを2枚重ねて縫い合わせ、ほころびを刺繍でつくろうことにより再び長く使うための知恵として用いられてきました。

ベンガル地方の農村が発祥の地とされており、時代の変化や紛争によりこれまでに2度途絶えながらも、南アジアの何百万人もの女性が実践してきた工芸手法です。
‘Paula’はその技術と先人の想いを現代へ継承し、手仕事の温もりが持つ力強さを体感していただけるシリーズです。

表裏どちらでも着ていただくことができるリバーシブル。裏面のブロックプリントの図案は、ヒンディー教の寺院やお祝いに欠かせないマリーゴールドの花から書き起こされたデザイン。
Pheetaなりの晴れ着を夢想して作られた010コレクションでは、感謝とお祝いの気持ちが込められたマリーゴールドが描かれています。

古来からの手仕事が持つ美しさをどうぞご堪能ください。

〈着こなしのすすめ〉
キルティングジャケットは、1枚羽織るだけでもふわりと軽くあたたか。
ブロックプリントとカンタという手仕事がいかされたジャケットは、シンプルなコーディネートにさらりと羽織るだけでも手仕事のぬくもりをまとっている印象に。
モノトーンに合わせるとシックな印象になりますが、ブルーの面とデニムを合わせてカジュアルに着こなしても◎。
ユニセックスな雰囲気も漂いますので、男性の方が着ても素敵です。

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サイズ2：着丈77 / 肩幅52.5 / 身幅66 / 袖丈57.5（cm）
素材：本体： 表側：コットン98％ 再生繊維（セルロース）2％
　　　　　　 裏側：コットン75％ シルク25％
　　　　　　 中わた：ポリエステル100％
　　　刺しゅう糸：コットン100％
　　　パイピング部分：コットン75％ シルク25％
原産国：インド製


モデル身長：167cm（1〜11枚目） / 165cm（12・13枚目）